【ピアノと木管】ピアノと木管のアンサンブル曲おすすめ10選!part 2(六重奏編)

こんにちは、H. Châteauです。前回ピアノと木管のアンサンブル曲おすすめ10選!三重奏・四重奏・五重奏編でピアノと木管の三重奏・四重奏・五重奏を紹介しました。今回はピアノと木管のアンサンブル曲のうち、六重奏のおすすめ曲を紹介します。なお、順番はおおむね作曲された年順です。

六重奏(木管五重奏とピアノ)

1.Fl / Ob / Cl / Hr / Fg / Pf; L.ファランク「六重奏曲」(1852)

フランスの女性作曲家、ルイーズ・ファランク(Louise Farrenc, 1804年 – 1875年)が1852年(48歳)に作曲した曲。3楽章構成で、25分ほどです。曲はC-moll(ハ短調)ですが、ピアノがリズミカルで暗くなく、聴きやすくて演奏もしやすいです。楽譜は2017年6月現在IMSLPにありません。

第一楽章は比較的フルート・オーボエ・クラリネット・ピアノが主に旋律として機能し、合いの手のファゴットとピアノの熱い伴奏が光ります。第二楽章は管楽器のみの演奏にピアノが応答し、優しく美しいメロディーが続きます。第三楽章は管楽器もピアノも下降型の細かい音が増えフランスらしい華やかさがありますが、一方で熱い曲調もあることから作曲家の情熱も感じます。

I. Allegro
II. Andante sostenuto
III. Allegro vivace



ルイーズ・ファランクは幼少からピアノを習い、パリ音楽院でアントン・ライヒャから作曲・音楽理論・楽器法を習いました。フルート奏者と結婚し一児を出産した後、30歳頃から作曲者として楽曲を発表し始めました。シューマンに絶賛されたり、交響曲や室内楽曲で楽壇で名をあげて、ついにはパリ音楽院で史上初の女性教授職となりました。時代的に女性が職に就くことをよしとされていなかった頃でしたので、当初は補助職員の給料しかもらえませんでしたが、男性給与と同待遇を求めて闘い正式に教授として認知されました。「闘う女」でもあったのです。

Wikipedia(日本語) / ルイーズ・ファランク
IMSLP / Category:Farrenc, Louise

2.Fl / Ob / Cl / Hr / Fg / Pf ; L. テュイレ「ピアノと木管五重奏のための六重奏曲, op.6」(1888)

ドイツの作曲家、ルートヴィヒ・テュイレ(Ludwig Thuille, 1861年 – 1907年)が1888年(27歳)に作曲した曲。全4楽章で、28分程度です。

どの管楽器もメロディーになり、全楽章を通じて伸びやかで田園調・民族調・快活なメロディーが人気を博しています。第一楽章はホルンから始まるモチーフやクラリネットから始まるゆったりとした三連符のモチーフが楽章通してピアノの伴奏と絡み合い、豊かな田園のような調べを感じさせます。第二楽章も少しノスタルジーを感じるホルンのソロで始まりますが、時折オーボエやフルートで暗めの細かい旋律が混じってきます。第三楽章のガヴォットは、オーボエに始まる短調ながらも踊りのような軽快なメロディーで、どこか古典的な雰囲気も醸しており、アンコールでも頻繁に取り上げられる人気の曲です。第四楽章は最も快活で、速い踊りのようにも感じます。

日本では木管アンサンブル団体「レ・ヴァン・フランセ(Les Vents Francais)」が初来日した演奏会で披露し、そこから爆発的な人気となりました。できればCDや演奏会で彼らの演奏を聴いてもらいたいです。

I. Allegro moderato
II. Larghetto
III. Gavotte. Andante, quasi Allegretto
IV. Finale. Molto vivace




テュイレは今ではWikipediaに「トゥイレ」と書かれていますが、レ・ヴァン・フランセが来日公演した際のプログラムに「ルートヴィヒ・テュイレ」と書かれていたためにその読みが広まったように思います。

テュイレはリヒャルト・シュトラウスと同年代の作曲家で、リヒャルト・シュトラウスの生涯の友人でもありました。ミュンヘンでラインベルガーに作曲を学び、自身もミュンヘン音楽アカデミー(現ミュンヘン音楽・演劇大学)の作曲科教授となり、多くの作曲家を教育しました。作曲家としてはこの「六重奏曲」のほか、「交響曲」や「ピアノ協奏曲」、その他室内楽作品を多数残していますが、全体では50曲あったか否かという数で、多作家ではありませんでした。一方、音楽教育者としては有名で、彼と音楽評論家・音楽家のルドルフ・ルイス(Rudolf Louisが著した「和声学」は何度も重版されるほど読まれ、1954年に日本語訳も出されています(現在は古書でしか入手できません)。なお、この本では「ルードウィヒ・トゥイレ」と書かれています。

Wikipedia(日本語) / ルートヴィヒ・トゥイレ
IMSLP / List of works by Ludwig Thuille
IMSLP / Sextet for Piano and Woodwind Quintet, Op.6

3.Fl / Ob / Cl / Hr / Fg / Pf; J. ラインベルガー「六重奏曲, op.191b」(1898)

ドイツの作曲家、ヨーゼフ・ラインベルガー(Josef Rheinberger, 1839年 – 1901年)が最晩年の1898年(59歳)に作曲した曲。全4楽章で、30分程度の曲です。

この曲はラインベルガーが最晩年に作曲した自作の「ピアノ三重奏曲第4番, op191」を自分で六重奏用に編曲したものです。おそらく遺作と考えられていますが、ロマン派らしい伸びやかなで優雅メロディーが印象的です。伸びやかな第一楽章、葬送風ながら意外と爽やかな第二楽章、舞曲のような第三楽章、熱い第四楽章と目白押しになっています。第四楽章中盤の第二主題がどこかブラームスの交響曲第2番の第四楽章の第二主題に似ています。

もともとピアノ・ヴァイオリン・チェロの三重奏だったものを編曲しており、両弦楽器と音域が近いクラリネットとファゴットの出番が非常に多いです。

I. Moderato
II. Andante molto
III. Tempo di minuetto
IV. Finale. Allegro moderato




ラインベルガーは膨大な宗教曲やオルガン曲を残しておりそちらで有名ですが、そのほかにも交響曲や室内楽を残しています。ラインベルガーは早熟型の天才で、5歳から音楽教育を受け、7歳で教会のオルガン奏者となり、作曲も行っていました。12歳でミュンヘン音楽院に入り、卒業後に個人的にフランツ・ラハナーに師事しました。ラハナーは弦と木管の「九重奏曲(youtube)」を作曲していましたが、彼に影響を受けたようにラインベルガーも後に「九重奏曲, op.139(youtube / IMSLP)」を書いております。その後、ミュンヘン音楽院でピアノ、オルガン、作曲、和声、対位法、音楽史等の教授になり、終生その職にいました。音楽教師として非常に優秀で、ヴォルフ=フェラーリやテュイレに教え、ブルッフから慕われており、生前はローマ教皇より騎士、バイエルン王室より貴族、ミュンヘン大学より名誉博士号を賜る等地位と名誉にも恵まれていました。生前は絶大な人気がありましたが、死後は忘れられてしまいました。

ラインベルガーは6歳上のブラームスを非常に尊敬していたようで、ブラームスに曲を献呈することもあれば、ブラームスがラインベルガー家に来て連弾したこともあったようです。

なお、この曲は教え子のテュイレの六重奏と同じ編成ですが、ラインベルガーの方が後年に作曲しております。

Wikipedia(日本語) / ヨーゼフ・ラインベルガー
Rheinbergeriana 私設ラインベルガー研究室 / ラインベルガーを取り巻く人たち
IMSLP / Piano Trio No.4, Op.191

4.Fl / Ob / Cl / Hr / Fg / Pf; H. フーバー「六重奏曲」(1898)

スイスの作曲家、ハンス・フーバー(Hans Huber, 1852年 – 1921年)が1898年(46歳)に作曲した曲。4楽章構成で30分程度です。

第一楽章はやや悲劇的・劇場的に始まります。その後のホルンに始まる主題(実際は冒頭のオーボエと一緒)も明るくなりそうでならない、暗くなりそうでならないような、どこか薄暮・黄昏的な印象を受け、心がきゅんとします。Adagio non troppoですがリズムが歯切れ良いため、あまりゆっくりには聞こえません。また、動画の演奏者の影響もあるでしょうが非常に力強く聞こえます。第二楽章は全楽器の歯切れ良い音型で構成されており、こちらも力強さを感じます。第三楽章は打って変わってピアノ独奏から始まり、オーボエ・フルート…と独奏がつながっていきます。第四楽章は三連符の音型がどこか異国の…アメリカン?な印象を受けます。気のせいかもしれませんが、一瞬「ヤンキードゥードゥル」やドヴォルザークのアメリカ音楽の断片のような部分に聴こえたりしました。しかし、構成自体は非常に緻密です。

全体的に楽器のユニゾンやホルン・ファゴットを非常に効果的に使っており、6つの楽器のまとまりのある密度の高い曲になっています。

I. Adagio non troppo
II. Allegro molto vivace
III. Adagio ma non troppo
IV. Allegro vivace con brio

後期ロマン派のフーバーはスイスのドイツ語圏で育っており、ドイツのライプツィヒ音楽院でカール・ライネッケに学びました。スイスに帰国後、バーゼルで音楽教師になり、47歳でバーゼル音楽院の教授になっています。ライネッケの他にブラームス、サン=サーンス、ベルリオーズ、ラフあたりの影響を受けており、この曲のピアノのダイナミックさや楽曲の緻密さを聴いていると確かにブラームスやサン=サーンスの影響を受けていそう…と思う部分もあります。フーバーはこの六重奏曲のあとに「五重奏曲, op.136(youtube / IMSLP)」も作曲しています。一楽章の主題の雰囲気が似ています。

Wikipedia(日本語) / ハンス・フーバー
IMSLP / Sextett

5.Fl / Ob / Cl / Hr / Fg / Pf; A. ルーセル「ディベルティメント, op.6」(1906?)

フランスの作曲家、アルベール・ルーセル(Albert Roussel, 1869年 – 1937年)が1906年(37歳)頃?に作曲した曲。楽章は単一で、演奏時間は7分程度です。

軽快で明るく、フランスのエスプリ(精神)のようなユーモラスな音の運びで、まさに「軽妙洒脱」といった言葉が当てはまる曲になっています。

ルーセルは幼少期にはストラスブール音楽院で作曲を学んだものの、海軍の道を志しており、実際25歳まで海軍に勤務しており、ときにはフリゲート艦に勤務していました。その後音楽を真剣に学び、ヴァンサン・ダンディに師事しました。同時代のフランス音楽は印象主義が主流でしたが、ルーセルはリズムや調性がハッキリしたものを好んでおり(同時代のフランス音楽からすると古典主義的)、この曲もまさにそのような曲の一つといえるでしょう。

Wikipedia(日本語) / アルベール・ルーセル
IMSLP / Divertissement, Op.6

6.Fl / Ob / Cl / Hr / Fg / Pf; V. ダンディ「サラバンドとメヌエット, op.72」(1918)

フランスの作曲者、ヴァンサン・ダンディ(Vincent d’Indy, 1851年 – 1931年)が1918年(67歳)に作曲した曲。2曲構成で、7分程度の短い曲です。

荘厳な舞曲であるサラバンド(Sarabande)と優雅な舞曲のメヌエット(Menuet)に分かれています。サラバンドはゆっくりな三拍子でフルートに始まるようなやや重々しい管楽器のソロが、楽器を変えて繋がっていきます。サラバンドは重々しいですが、メヌエットは打って変わってピアノと木管が一緒に軽快な、小気味よいリズムで演奏します。しかし決して速すぎません。ややプーランクやルーセルのようなフランスらしい音色が見受けられます。中間部ではゆっくりな雰囲気になりますが、再度冒頭の旋律に戻ります。また中間部の雰囲気を出したと思ったらすぐ終わります。

I. Sarabande
II. Menuet

ヴァンサン・ダンディは幼いころからピアノを学んでいましたが、10代は普仏戦争に従軍していました。21歳でパリ音楽院に入り、セザール・フランクに師事しました。43歳で聖歌学校を立ち上げその学校の教師になるとともに、パリ音楽院でも教鞭をとりました。門下生にはサティ、ルーセル、マニャール、マルティヌーなど著名な作曲家がいます。その他、「作曲学教程」の執筆、フランクやベートーヴェンの研究書の執筆、古楽の復権、フランス音楽の指揮など、生涯精力的に活動していました。交響曲やオペラ、協奏曲や管弦楽曲、室内楽曲等も多数残しています。

この曲はサラバンドやメヌエットというバロック期の舞曲を題材にしており、作曲された1918年頃はプーランクやミヨーが参加していた新古典主義の「フランス6人組」が活躍していたときでもあるので、67歳のダンディも触発されたのかもしれませんね。

Wikipedia(日本語) / ヴァンサン・ダンディ
IMSLP / Sarabande et menuet, Op.72

7.Fl / Ob / Cl / Hr / Fg / Pf; P. ユオン「ディベルティメント, op.51」(1913以前)

スイス系ロシア人の作曲家、パウル・ユオン(Paul Juon, 1872年 – 1940年)の1913年(41歳)に出版された曲。5楽章構成で17分程度の曲です。

第一楽章はフルート・ファゴットに始まる明るく軽快で行進曲のようなハッキリしたリズムと、クラリネット・オーボエに代表されるややロシア調のメロディーに惹かれます。第二楽章は間奏曲で、ホルンとファゴットの荘厳なファンファーレ風メロディーと他の管楽器の装飾に導かれるようにピアノが現れます。再度、同じような一連の流れがあって第二楽章は終わります。第三楽章は暗めのピアノの前奏で始まり、メランコリックなクラリネットのソロが行われます。クラリネットの後はホルンのソロとクラリネットの対旋律。他の楽器も現れますが、2本の独奏とピアノが光ります。第四楽章は間奏曲で、第二楽章の荘厳さとは変わり、ピアノのまばらに散った音とフルート・オーボエが奏でる主題が非常に華やかさを際立たせます。第五楽章は管楽器のユニゾンの勇ましい行進曲風で始まり、ピアノが答えます。第一楽章の変形(あるいは対)のようにも感じます。ほぼ全楽器で演奏するのでフィナーレらしさが出ています。一つ一つの楽章は短く、リズム・メロディー・和音もはっきりしており、ロシア調の雰囲気も入る全体的に明るく軽快で聴きやすい曲です。

I. Allegretto
II. Intermezzo I
III. Fantasia
IV. Intermezzo II
V. Rondino





ユオンは、両親がスイス人ですが1872年にロシアで生まれ、ロシアのドイツ人用の中高一貫教育を受けた後にモスクワ音楽院に入学し音楽教育を受けました。そこでヴァイオリンを学び、作曲と音楽理論をアレンスキーやセルゲイ・タネーエフに学んでいます。22歳でドイツのベルリン高等音楽学校に留学してクララ・シューマンの異父弟ヴォルデマール・バルギールから作曲を学びました。24歳でロシアに帰国して、バクー音楽院(現アゼルバイジャン、当時ロシア帝国。位置はグルジアの東、カスピ海に面した都市)にて音楽理論とヴァイオリンの教師となりました。2年後には再びベルリンに戻って母校の講師を経て校長につき、長いこと過ごします。ナチスの台頭により、62歳でスイスに行きそこで余生を過ごしました。

ユオンはオペラや4つの交響曲、3つのヴァイオリン協奏曲のほか、数多くの室内楽作品を残しています。ユオンは他にもチャイコフスキー伝やアレンスキーの音楽理論の書籍をロシア語からドイツ語に翻訳する等してロシア音楽の国際的地位を高めました。また、かなりブラームスに心酔していたようで、「ハンガリー舞曲」第4番のオーケストレーションはユオンが行っています(ハンガリー舞曲の管弦楽版は他にドヴォルザークが17曲以降をオーケストレーションしていることで有名)。

Wikipedia(日本語) / パウル・ユオン
Wikipedia(英語) / Paul Juon
IMSLP / Divertimento, Op.51

8.Fl / Ob / Cl / Hr / Fg / Pf; T. ブルーメル「六重奏曲, op.45」(1921)

ドイツの作曲家、テオドール・ブルーメル(Theodor Blumer, 1881年 – 1964年)が1921年(40歳)に作曲した曲。他の六重奏にはない変奏曲調の曲で、テーマを木管のみ、第一変奏をピアノのみ、その後はピアノと木管が一緒というユニークな構成です。全部で8曲(第七変奏)あり、17分程の曲です。

I. Theme
II. Improvisation(第一変奏)
III. Capriccio(第二変奏)
IV. Pastorale(第三変奏)
V. Slavischer Tanz(第四変奏)
VI. Romanze(第五変奏)
VII. Humoreske(第六変奏)
VIII. Finale(第七変奏)

Wikipedia(ドイツ語) / Theodor Blumer
IMSLP / Sextet, Op.45

9.Fl / Ob / Cl / Hr / Fg / Pf ; F. プーランク「六重奏曲, FP.100」(1932)

フランスの作曲家、フランシス・プーランク(Francis Poulenc, 1899年 – 1963年)が1932年(33歳)に作曲(1937年に改訂)した曲。3楽章構成で、演奏時間は20分程度です。

フラッターやグリッサンドなど近代的な音使いがされています。プーランクらしいコミカルな部分と甘美なメロディーがどの楽章にも出てきます。「レ・ヴァン・フランセ(Les Vents Francais)」が演奏会で必ずこの曲を演奏しており、フランスの魂(フランスのエスプリ=フランス・スピリット)ともいえる曲になっています。

I. Allegro Vivace
II. Divertissement
III. Finale

Wikipedia(日本語) / フランシス・プーランク
IMSLP / Sextet, FP 100

10.Fl / Ob / Cl / Hr / Fg / Pf; L. スミット「ピアノと木管五重奏のための六重奏曲」(1933)

オランダの作曲家、レオ・スミット(Leo Smit, 1900年 – 1943年)が1933年(33歳)に作曲した曲。曲や音の使い方は近代的ですが、フランス作曲家達のようなユニークな和音や構成はそれほどでもなく、意外と音の重ねも多く構成がドイツ系に近いと思いますが、フランスとドイツを混ぜ合わせたような感じもします。比較的聴きやすい部類に入ると思います。3楽章構成で14分程度の短めの曲です。

第一楽章は非常に軽快で各楽器が跳ね回っており、多用されるトリルや激しい音の上下でDivertimentoな感じも受けます。第二楽章はがらっと雰囲気が変わり、管楽器のゆったりした独奏で始まります。ソロの動きに連符が入ったり、音が高かったりするので緊張感があり思ったほどゆっくりには感じません。中間部は少し動きがあります。第三楽章も軽快で、お祭り騒ぎのような動きがあります。各楽器の独奏が風のようです。楽章を通してホルンは高めの音が多いような気もします。

I. Allegro
II. Lento
III. Vivace

楽譜は2017年6月現在IMSLPにありません。
Wikipedia(日本語) / レオ・スミット (オランダの作曲家)
Wikipedia(英語) / Leo Smit (Dutch composer)
IMSLP / Category:Smit, Leo

あとがき

いかがでしたか?木管アンサンブルが好きでなければ、ほとんどの曲は聴いたことがないと思います。木管アンサンブルが好きな人でも、日本では無名の作曲家が多くて新鮮ではなかったでしょうか。木管楽器奏者は是非演奏してみてください。

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